2015年1月~3月までの間、ビザ免除プログラム(通称ノービザ)の範囲内でハワイに住んでみた実体験を元に、現在の情報もアップデートしつつまとめたハワイ滞在記です。
ビザ免除プログラム(英語: Visa Waiver Program, VWP)とは、特定の国の市民が、90日以内の観光・商用目的の場合にビザ(査証)なしでアメリカ合衆国への渡航を許可する、アメリカ合衆国連邦政府の査証プログラムである。すべてのプログラムのすべての参加国は、先進国とされる高い人間開発指数(HDI, Human Development Index)を持つ高所得経済国である。
ウィキペディア(Wikipedia)
昔から海外に憧れをもっていて、色々な場所に旅行していました。
留学したくて現地までコミュニティーカレッジを見に行ったりしたのですが、言葉やお金の問題もあり現実的に考えれば考えるほど動けなくなりました。
年齢があがるにつれ頭も柔軟になったのか楽な方に逃げたのか、留学まではいかなくていいから、とにかく海外に住んでみたいっていう夢は叶えておこう!と思いました。
そう決意した33歳の時、派遣社員を辞めてハワイに行ってみました。

なぜハワイか?
暖かくて海がある所が大好きなんです。
それまでに3回行ったことがあるハワイにするか、一回しか行ったことないけど、その時訪れなかったゴールドコーストに憧れがあったので、オーストラリアにするか悩みました。
オーストラリアはワーキングホリデー制度がありますが、私の年齢はちょっと遅かった。
当時メッセージのやり取りをしていたハワイ在住アメリカ人のお友達が、迷ってるならハワイにしなよ~と言われ簡単に決めました。
ま、ハワイ帰ってきてからオーストラリア行ってもいいしね、という感じで決定です。
決めたのが出発の半年前。
周りの反応は?
親はあまりいい顔しないだろうな・・と思っていました。ええ箱入り娘ですから。
まず、母親に軽い感じで言ってみる。
私「会社辞めてハワイいこうと思うんだけど・・」
母「人生一度きりなんだから好きなようにしたらいいと思うよ~」
次、父親。
私「あの~ハワイに住んでみようと思うんだけど・・」
父「おっ、いいな~俺も行きたいわ~」
えええっ!!!めっちゃすんなり!!!!
25歳くらいの時、オーストラリアにワーホリにいこうとしたら、いい顔されなかったのに!!!
にゃんで!!!!
ええ、箱に入ってた娘ももう33歳。自分の人生、もう好きなようにしたらいいと思ったんでしょう。
ありがとう。行ってきます。
※ワーホリの件は当時、自分で現地オーストラリアまで行ってリサーチし、行かないという事を決めたのです。

当時は派遣社員で勤めていましたが、上司や同僚が派遣や正社員関係なくとても良くしてくれている職場でしたので、もちろん相談しました。
その時の上司のお言葉・・・
「人生の中で、親もまだ元気で自分も自由になるお金もたまっていて、好きな事できる期間って短いと思うから、絶対に行った方がいいよ」
わぁぁぁ~~~ん(涙)
素敵なお言葉頂きました!私は周りの人に本当に恵まれている。
色んな人から前向きな後押しがたくさんありました。
今思えば、あの頃は自分の中で「海外に住んでみる」と決めて、事後報告だったんですね。
どうしようかな~って悩んではいませんでした。
ものすごいポジティブなパワーが動いていて正に波に乗る、という感じだったのを覚えています。
出発まで悔いのない毎日を
3ケ月のプチ移住が決まりました。
観光ビザでいくので90日以内にアメリカから出国しないといけませんが、そのまま他国に行くかもしれないし人生何があるかわからないので、やりたい事は全部しました。
会っておきたい人に会う
お友達はもちろん、SNSで繋がっていていて良くしてもらっている方にも会いにいきました。
今まで気になっていたけどまだチャレンジできていなかったことをする
マラソン大会に出てみたり、オープンウォータースイミングという海とか川で泳ぐ大会に出る為に宮古島まで行きました。

もう日本に帰らないかもしれない。
人間は時間が限られてるとこんなにも行動できるんだなぁとビックリしました。
そして毎日が楽しかったのを覚えています。
夢に向かって突き進む。人生が思っている方向へどんどん進んでいくのが分かりました。
出発までの現実的な諸々について。航空券や海外旅行保険の事は忘れず手配すると思うんですが、住民票を抜くというのは思いつかない方がいるかもしれません。
私は上述の通り、いつ日本に戻るか分からないので海外転出届を市役所で出しました。
メリット・メデリットがあるのですが、私はメリットの方が大きいと思い住民票を抜きました。
・国民年金の支払い義務なし
・国民健康保険の加入が抹消
転出届を出さないとずっと支払い義務が発生します。
日本に帰国したらパスポートを持って、市役所で転入すればOKです。
入国のハンコの日付が必要になるので、入国自動化ゲートの利用は避けたほうがよさそうです。
もちろん、年金を払い続けておいた方が後々の受給額が増えますし、健康保険ももし何かあったら帰国後請求できますので、無駄ではないです。どちらが良いかじっくり考えてみてくださいね。
住所をアメリカ合衆国 ハワイ州へ移し、いよいよ出発です!
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