梅干ってすごい難しそうで挑戦するつもりなかったんですが、梅をくれた方がまた追加でくださいました。
「梅干作ったら?少な目(500g)でもってきたから。」ということで、梅干まで作っちゃいました!
梅シロップはすごい思い入れというか、期待値が高かったので調べまくって、夢にまで出てきて(笑)労力をかけたのですが、梅干は普段食べないし(主人が食べるだけ)、適当に検索して出てきた方法で作りました。
ジップロックで作ったらめっちゃ簡単というのは聞いたので、その方法で。
ジップロックMで梅が500gギリギリ入りました。

完熟梅500gを洗ってヘタとり
消毒の為に一つずつ焼酎にくぐらせる・・とか聞いたけど、面倒だわ~ということで酒(芋焼酎25cc)ドバッ。
塩60gバサッ。・・・完了。(塩は12%にした)
オイオイwいくら興味ないからって、すごい適当になってる!笑
あとは、ふりふり、毎日朝晩ぐらいで上下逆さまに。

ここから、どんどん梅酢が出てきます。
瓶に漬ける方法だと重石がいるみたい。ジップロックは満遍なく液が行き渡るので重石不要です。ラクチン
あと重石をしないので潰れにくいみたい。
途中2週間ぐらいたった時に実家から紫蘇の漬けた物をもらいまして「それ入れておけばいいから」とのことで、入れたら梅干らしくなった!

紫蘇準備するのが大変な方は白梅干といって、そのまま何もいれない方法もあるみたい。
私みたいに500gとか少量しか漬けない方は、そんな紫蘇まで準備できないわよねぇ。だって売ってるのすごい量だもん。
さて、ミンミンとセミが鳴いて梅雨明けしました。
もう干しちゃう?土用の丑の日に干すみたい?
天気めっちゃいいし、うずうずしてきて2021/7/21に干してみました!後で気づいたけど、丁寧に書かれたサイトに色々載っていました。
梅雨が7月初旬に明けても中旬に明けても梅干しは7月20日前後の土用まで待って干すもの、が正しいです。土用干し=梅雨明け干しではないよ、ということですね。
あっ、私すごいいいタイミングで干したのね!
土用干しの効果
・太陽の光と熱の殺菌作用
・余分な水分を蒸発させ保存性を高める
・日差しと夜露を交互に当てて皮と果肉を柔らかくする
なるほど。
そういやいつ頃漬けたか考えずに干したけど・・・
梅を漬け始めてからどれくらい経ったら土用干しをすれば良いのか?というところですが、タイミングとしては漬け込み後1ヶ月ほど経ってから天日干しします。
漬けが浅いと干した時に美味しくなりきりません。
ちょうど一か月経ってた!!私の適当な行動が、すごいマニュアル通りになってる!良かった。
また赤紫蘇も一緒に漬ける場合でも、「紫蘇を入れてから何日経ったら干す」という決まりがあるわけでもなく、あくまで「梅を干すのに適した日」に干せばOKです。
あら、そう。すごいわ。私の適当行動。
さて干すんだけど、みんな魚とか野菜を干す青い3段の網に干してるよね。
わざわざ買うのもなぁ、、と思っていたらお皿とか段ボールとか平らな上にクッキングシートひいて置いたらいいんですって。ほぇ・・
なんか固定観念で、梅干はカメで漬けるもの。干す時はザルや網に干すもの。って思ってたけど、ジップロックで作れるわ、重石はいらないわ、クッキングシートで干せるわ、すごい楽に出来るもんなのね。これはやったことない人はハードル下がっていいと思う。
梅酢に漬かっているので、クッキングペーパーで水分を取る。

クッキングシートをひいたお皿に置いていく。

なんとなく、梅同士がくっつかない方がいいのかなぁ~と。

ウッドデッキで、日光浴。ざるはジャストサイズがありましたっ!
これも何となくザルをかぶせたけど、気にならない人はいらないのかも。

午前中に日光当たりまくり、お皿が紺色だしすごい熱くなってきて・・
午後は日陰のベランダの室外機の上へ移動。
梅干しが乾燥しすぎて硬くなってしまった場合は、もう一度梅酢に漬けて水分を含ませても良いです。だだ、干して漬けてと漬け込みを繰り返すとそれだけ塩分を吸って味が濃くなり過ぎることもあるので気をつけて下さい。
これを読んだら干しすぎが気になってきて・・午前は直射日光、午後は日陰で半々で。
夜はおうちへ。翌日上下ひっくり返す。

触るとぷにぷにしていてもう美味しそう。一つ、潰れた梅を食べてみました!
すっぱーーーーーーーい!でも柔らかくていい感じの梅干です!しかも自分が作った梅干。
それだけで愛着がわく。普段食べないけど、ちょっと食べてみようかな~なんて。
2日目も、日なたと日陰作戦で。
普通は3日干すみたいですが、色々やり方があるんですって。
1日だけ干す人もいれば、3日干す人も。
干してる途中で梅酢に漬けなおす人もいれば、そのまま干し続ける人も。
だから、良さそうな感じだったら、ルール通りにやらなくて大丈夫。
というわけで、私は2日干して終わり。

保管してあった、梅酢にさっと梅をくぐらせて、瓶へ。

これもね、梅酢にまた漬けなくても、干した状態で保管もOK
お好みでいいんですって。あまり漬けると塩辛さが増すみたいなので、ほどほどで。
残った赤しそは、ぎゅっと絞って干してゆかりになるんだって!
追記:後日ゆかりを作りました。ちょっと面倒だな~と思っていたら、ミルミキサーで粉砕すればいいと聞き。これ、めちゃくちゃ美味しい!売っているゆかりと全然違うから!絶対ゆかりは作ってね!!
残った梅酢は、それでショウガを漬けるんですって。本当昔からの知恵がすごいわ。
梅シロップを作る時もそうだったけど、作る人の分レシピが色々あって迷うけど、一度作ると感覚が分かる。そこから色々アレンジしたりしていったらいいと思うな。
今年は梅シロップも梅干もうまく出来て、本当に梅をくれた方に感謝。
この記事を備忘録に来年も作ります!
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